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escalier.C











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■アガットの俳句講座
(Vol.92)

ピンチヒッターフランス語講師として、何度かレッスンを受けているアガットのお母様カトリーヌ・ペローさんが俳句の本を出版されたと聞き、エスカリエ.Cで見つけた素敵な一冊を購入して帰ったのが9月。そして11月、なかなか読み進むことが出来ずにいた本についてのお話の会を開いてくれると聞き、迷わず参加申し込みをしました。
その日、アガットは、この本の話が出来るのが、とても嬉しくてたまらない様子でした。その笑顔のまま、ローランプティ・バレー団のソリストまで務めたお母様が、怪我で引退、バレエ学校を開いたり、人生で迷い苦しんだ中で、俳句に出会った経緯などもお聞きました。
日本で俳句と言えば、季語の入った五・七・五の短詩でありますが、フランスでも、音節数を五・七・五のリズムに乗せることで、浸透しているそうです。声を合わせて、みんなで読んでみました。すると気がつくのは、句の末尾に韻が踏まれていること。そして幾つかの俳句を組み合わせて、ひとつの大きな詩になっていること、また中には、始まりのアルファベットがabcde・・・と繋がっていたり、最後の単語がしりとりになっているものも・・・・カトリーヌさんの俳句は、俳句を超えた言葉遊び満載で、気が付く度にワクワクさせられました。もともと、表現者であったカトリーヌさんは、俳句の世界でも型にはまらない、自由な表現者なのだと思いました。
そして俳句の内容にシンクロするように添えられた挿絵は、今は亡きアガットのおばあさまが、生前、カトリーヌさんが俳句に夢中になることなど知らずに描かれたものでした。カトリーヌさんが、夢中になった俳句の国、日本に娘が住むことになること、そして、その日本で子供が授かり、出産した病院が、「aiiku」だったこと、(フランス語では、Hを読まないので、俳句・Haikuは、aikuと読まれたりします。)すべてが、不思議な縁で繋がり、出来上がった一冊。
Detournement de Haikus 回り道の俳句と題された、この本には、アガットの家族4代にわたる
幸せが詰まっているのですね。そんな風に、引き継いで行かれる楽しみのお裾分けを頂き、心地よい感覚が残りました。
そして最後には、みんなでフランス語での俳句作りにチャレンジ!?結果は・・・・これからの言葉遊びの布石になるかしら?アガット、素敵なお話をありがとうございます。そして、いつもフランスへの空想への旅へと誘ってくれるエスカリエ.C様、楽しい時間をありがとうございます。
(Takako)
★お忙しい中、ご投稿頂きありがとうございました。
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■escalier.C
年末PARTY&メリナさよならPARTY (Vol.91)

12月9日(日)、恒例のescalier.C年末PARTYが開かれ ました。今回は、3年半当ショップのフランス語講師として勤めてくれたMELINAのさよならPARTYを兼ねて…ということもあり、よりたくさんの方々がお別れに駆けつけて下さいました。
12月20日の帰国前にescalier.Cに来るのはこの日が最後という、メリナご夫妻(彼女は妊娠6ヶ月になりお腹もまた少し大きくなってきていました♪)を始め、新講師のサブリナご夫妻、フランス語の生徒のみなさま、
そして、お店によくいらして下さるお客様方で、店内は瞬く間にいっぱいになりました。もちろんセンターに置かれたテーブルも、皆さまにお持ち寄り頂いたお料理
やスウィーツで色とりどりに埋め尽くされ、並びきらないので何度かに分けてお出ししたほど!お料理とドリンク片手に、顔見知りの方も初めての方も、それぞれ
お話に華が咲いたご様子☆恒例のBINGO大会も、メリナによってフランス語で読み上げられる数字に、そして賞品にと大いに盛り上がりました!
パーティが終わった後、ドアの前にはメリナにひと言お別れを!とばかりにずらっと行列が!お一人お一人が別れを惜しみ、涙で目を潤ませながら言葉を交わしていました。
この日は、メリナにとっても、皆さまにとっても特別なパーティになったに違いありません。もちろん私たちスタッフにとっても…
MELINA、3年半お疲れ様でした。そして、貴重な日曜日の夜に足をお運び下さった皆さま、本当にありがとうございました。メリナは帰国後も、生まれてくる赤ちゃんの写真を始め、
様々な方法でコンタクトを送ってくれるようです。お楽しみに☆そして、新しい先生、サブリナをどうぞよろしくお願いします。(Chihiro)
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■クレッシュ Creche(Vol.89)

フランスのクリスマスの飾りつけに欠かせないものに「クレッシュ creche」があります。カトリック特有の飾りで、イエス・キリストの生誕情景を人形を使って再現したものです。クリスマスの時期のフランスでは、教会の中や、街角でよく見かけられ、また各家庭でも飾られます。クレッシュを飾るのは、キリストの降誕を待ち望む期間「待降節(たいこうせつ)」の第一日曜日、あるいはニコラス聖人の日(12月6日)から、キリストが神殿に行った聖燭祭(2月2日)まで。ちなみに、赤ちゃんのイエス・キリストの人形は、クリスマスになったら飾るのだそうです。
歴史としては、貴族と教会の勢力を排除しようとしたフランス革命期に、クリスマスのミサや、宗教的場面を公の場で見せることが禁止されたために、クレッシュを崇拝しに教会へでかけていた人々は隠れて個人でクレッシュを作り、飾ることが盛んになったという背景があります。南仏プロヴァンスでは、サントンと呼ばれるプロヴァンス特有の人形を使ったクレッシュが有名です。サントンは、18世紀のプロヴァンス地方の服装をした人形で、粘土を焼いて作られたものですが、もともとはパンくずを練って形作り、油絵の具とニスで仕上げられたものがサントンの始まりと言われています。「サントン(santon)」というのは、プロヴァンスの言葉で「santoun」に由来していて、「小さな聖人(petit
saint)」を意味するのだそうです。毎年クリスマス近くなるとマルセイユには大きなサントンのマルシェが開かれます。
ちなみに、「クレッシュ(creche)」という言葉は、家畜小屋の意味。皆さん、キリストは馬小屋で生まれたという説を聞いたことがありませんか?クレッシュに欠かせない動物はロバと牛、そして羊だそうで、フランスではキリストが生まれたのは特に『馬』小屋ではなく、あくまでも『家畜』小屋とされているようです。(Chihiro)
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■マダム谷川のla
vie quotidienne a Paris Gパリのおすすめ情報(Vol.88)

Chateau de Verrieres... 私の友人Yolaineがロワールのソミュールで経営してるシャトーホテル。街の中心から歩いて10分程度便利な場所にあります。それぞれ違う趣のあるインテリアの客室。広すぎず古すぎず大変居心地のいいホテルです。
www.chateau-verrieres.com
Chambre d’hote chez Philippe et Alix de Lauzanne...上記のYolaineの長女Alixがパリ郊外のコンピエーニュで自宅を開放している民宿。お料理教室も開催している。母親譲りの料理の腕前は期待できそう。http://b.and.b.jonquieres.free.fr
Atelier
Festina lente...ソミュールのあと立ち寄ったフォントヴロー・ ラベイにあるとっても素敵な版画のアトリエ。中世の技術を今に受け継い
でいるのは世界に3つの工房だけだとか。そのひとつが色彩師Richard Leray氏のこのアトリエなんだそうだ。ひとつの版画を仕上げるのに1年
半掛かるものもあるとか…彼とその作品にすっかり魅了されました。
www.atelier-festinalente.com
Le Cygne Rose... 47 rue St Paul 75004 Paris にあるアンティークショップ。マダムはイギリス人。種類が豊富で状態が良くその割りに決して高くないものが揃っている。イギリスからも多く買い付けているので銀器や陶器のいいものがありじっくり時間を掛けて見たいお店です。www.cygnerose.fr
Kim Anh...51,avenue Emile Zola 75015 tel 0145794096
雰囲気と味の良いベトナム料理をお探しの方にぴったりなお店。
日本語のメニューもある。ただ席数が少ないので要予約です。
kim anh roll お薦めです。
(Ryoko)
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■La Toussaint 万聖節/諸聖人の祝日(Vol.86)

11月1日は、トゥッサン Toussaint-フランス伝統の、いわば『お盆』で、年に一度家族揃って先祖のお墓参りをする日です。もともとこの日は、古代ケルトの1年の始まりを祝う祭りで、その前夜には先祖の霊が集まって来ていたといいます。9世紀にキリスト教会は、この異教の祭りを殉教した諸聖人を称える万聖節とし、翌日の11月2日を、すべての死者に祈りを捧げる万霊節としたそうです。フランスのようなカトリックの国では万聖節が祝日となり、墓の掃除をし、花を飾ってキャンドルを灯します。一方、翌日の2日(万霊節)は『死者の日』と呼ばれ、一応フランスで売られているカレンダーの片隅などに書いてある場合もあるものの、祝日でもなく一般のフランス人はほとんど気にとめていないようです。ちなみにイタリアでは死者、祖先に思いを馳せて敬う日として明確に位置づけられているそうです。お供え用の花は一般的には日本と同じく菊で、白、黄色を始めとした様々な色の菊が出回り、家族、親族たちは墓前にお供えします。菊の花をお供えするのは日本だけじゃないんだ…とお思いでしょう?実は、フランスで墓に供える花は、古くは白いカーネーションかツルニチニチソウで、それが19世紀末に菊へと代わったのだとか。また「菊の花は1789年にPierre-Louis
Blanquartが日本から持ち帰った」(参考文献:現代フランス情報辞典)という説があり、さらに同文献には、「11月1日と2日で2,500万鉢の菊が売れ、年間の96%を売り上げてしまう」とも!2日で年間の96%の売り上げとは驚きです!一般的なのは花束だそうですが、鉢花を供える人も最近増えているそうです。墓に供える花に厳密な決まりはなく、菊以外にも豪華なアレンジやト字架型、ハート型のリースなどが飾られることもあります。日本のお盆やお彼岸とも通じる文化を持つフランスにまた親近感が湧きました(Chihiro)
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■マダム谷川のla
vie quotidienne a Paris Eパリのマルシェ(Vol.85)

パリに住んでいた頃、家から2分のla
Motte-Piquet Grenelle駅の高架下
がとても大きなマルシェだったので日曜の朝は 夫と2人散歩がてら買い物籠を手に出かけた。日曜のマルシェはどこ
も、そんな風に老夫婦や若いカップル小さな子供づれのファミリーでとてもにぎやかで幸せの香りがする。そして日曜のランチは一人暮らしをしている
子供達が集合したり、おばあちゃんの家へ行ったりとにぎやかな食卓を囲む事になるのだ。
今回の滞在では、6区にあるラスパイユ通りにあるオーガニック(BIO)のマル シェに出かけてみた。あまり大きなマルシェではないが とれたての野菜や果物
ハーブの石鹸、はちみつetc...インテリでお洒落な6区の
住人が喜びそうなマルシェである。9月最初の日曜と言う事もあって何組かの若い家族連れが立ち止まり小麦色に焼けた肌で久しぶりの再会を喜び、 お互いのヴァカン
スを報告しあっていた。それもまたパリらしい風景のひとつだ。 あまり見かけない ひよこ豆のギャレットや美味しそうなものも沢山ある反面、とて
もヘルシーそうなキッシュやタルトをこれまた油分の足りなさそうな親子が売っていたりする。「たまには バターたっぷりのギドギドしたもの食べた方がいいよ」って言ってあげたくなるけど余計なおせっかいというものだ。 友人が長
い列を作って山羊のチーズを買っている間そんな人間観察をしながら思った。「ここ で味噌屋をやったらうけるんじゃない?小さな樽に
木のしゃもじ 試食は野菜スティックに味噌付けて。ちょっとしたレシピーなんか教 えてあげて、テイクアウト用に五平餅と本日の味噌スープ・・・」
とにかく パリのマルシェは面白い。フランス人の生態が本当によく分かるのです。(Ryoko)
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■パリの通りの名前(Vol.84)

フランスだけに限らず、ヨーロッパの住所は道についている名前と、それに沿った番号で成っています。
ナポレオン三世とオスマン男爵による、パリ市改造計画で作られた複雑な街も、すべての道(広場、河岸、アーケードも)に「名前」がついている上、同じ道の名前は同じ市の中には二つとないので、旅行者が道に迷っても、『PARIS
PLAN』で道の名前を検索して、番号をたどれば目的地に到着することは難しいことではありません。タクシーだって、通りの名を告げるだけで目的地に到着します。道の名前は、人名、地名、記念日にとどまらず、およそフランス共和国に関係のなさそうな名前、「黒田清輝通り」、「ピカソ広場」などまでもありますが、それぞれれっきとした由来があるようです。つまり、名前に込められた意味を知ることはその地域の歴史までも知ることにもつながるということ。そして道に名前を刻むことは文化の伝承ともいえるのでしょう。こういうことからもヨーロッパの深い歴史を感じます。ちなみに、パリの20区の区役所裏には、『日本通り』なる通りがあるそうです。日本なら、"区役所の裏"で片付けられてしまうようなそんな短くて小さな通り。この道と平行して中国通りもあるのですが、日本通りよりはるかに長く、またすぐ近くにカンボジア通りも存在しますが日本通りよりも短いとのこと。さて、これはどういう意味を表すのか?
ちなみに、『パリ・道の名前事典』という上下2巻の分厚い書籍には、所在地、幅、長さ、名前の由来、誕生日、歴史的な建物や起きた事件などが記されているそうです。ご興味のある方は、フランス語の勉強がてらぜひご一読を☆
(Chihiro)
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■マダム谷川のla
vie quotidienne a Paris DEtienne Marcel(Vol.82)

パリの街は更にいくつものquartier(街)に分かれ
ていてそれぞれに個性豊かです。1地区を丁寧 に見ていくと半日がかり、要するに20区あるパリ
は10日はかかる計算になります。それぞれに良 さがあるわけで何度も行っていると各々お気に入り
のquartierを見つけることになります。私の場合、お買い物に必ず立ち寄る場所は、エチエンヌ・マルセル(1区と2区にまたがる)。ここにはお気に入りのセレクトの靴屋さん“58m”があるし、“Silk
& Spice”という感じのいいタイ・レストランもある。個性的なショップも多く、Rue Montreguil
はパリらしいにぎやかな常設のマルシェ通り。この通りにある“Stohrer"は、パリで最も古いパティスリー。歴史を感じさせる店内には 丁寧に作られたケーキがキラキラと宝石のように輝いています。このお店のBaba
au RhumやPuits d'Amourは定番中の定番。一度は食べてみる価値はあるし、私のお気に入りは、レジ前にあるmini-canoulet。5,6個いつも買ってはゆっくりと食事できない時など歩きながら口の中に放り込んだり、ひと休みしたカフェでギャルソンに見つからないようエスプレッソのお供にしています。手が汚れないし潰れないからバッグの中に忍ばせるのには、ピッタリなのです。マリーアントワネットも食べたかもしれないお菓子をあなたも是非ご賞味下さい。
☆Stohrer…62 rue Montreguil 75002 Paris Tel : 0142333820
営業時間:7:30〜20:30 (Ryoko)
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■ヴァカンス中のパリでの過ごし方(Vol.81)

みんながヴァカンスへと旅立った静かなパリ。この人の少ないパリが好きだという人もいます。こういう人たちの中には、「この機会に!」ということでお部屋の大改造に乗り出す人も少なくありません。日本と違い、比較的何でも自分でやってしまう、まさにDIY!日本でも人気のIKEAはフランスでも人気があります。
まずは、お部屋の雰囲気をガラリと変えるために壁のペイントの塗り替えをします。たとえ賃貸でも、壁のペイント塗り替えOKなのがほとんどです。ペンキがついてもいい格好をして、脚立を用意して…家族やパートナー、友達にヘルプに来てもらう人も多いようです。さて、壁の色ですが、フランスでトラディショナルなところではサーモンピンクやモスグリーン、ワイン色など。しかし若い人たちの選ぶ色は様々です。部屋の大部分を占める壁の色を変えると、カーテンも変えたくなり、家具の配置も…と部屋の模様替えはとても大規模に行われます。ちなみに、一部の山を除き、ほとんど地震がないフランスでは、日本では考えられないほど高いところまで物を積み上げている光景も目にします。もうひとつ、インテリアで驚く点といえば、お風呂場の壁が“壁紙”である家があること!イギリスではトイレやお風呂場の床がじゅうたんの家がよくあるということにもかなり驚きましたが、それに次ぐ“びっくり生活事情”です。秋に向けて、あなたもお部屋の雰囲気をちょっと変えてみては?壁の色まで変えることは日本ではちょっと難しいかもしれませんが…☆
(Chihiro)
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■マダム谷川のla
vie quotidienne a Paris Cプロヴァンスの光(Vol.80)

ヴァン・ゴッホの絵の力強さと繊細さ、強烈な色使いの裏にある暗さ。時には見て
いて胸が苦しくなるほどです。そんなゴッホの足跡を尋ねてプロヴァンスの町を訪れてみるのもお薦めです。
アルルには いたるところに 彼の有名な作品に描かれている場所があります。最も有名な「夜のカフェテラス」の上階部分は今も短期の貸し部屋になっていてました。プロヴァンスの魅力は、すなわちゴッホの絵の魅力に似ています。射すような日差しとは裏腹にどこかに憂いを含んだ風があります。
そこが 地中海沿いのコートダジュールとの違いかもしれません。故郷から遠く離れたこの地で何を思いこれらの絵を描いたのか・・あなたも光を求めて
訪ねてみませんか・・・。
(Ryoko)
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■Olive オリーブ(Vol.79)

9月のグリーンオリーブは、少女の唇のように荒々しく、硬く、
10月の熟したオリーブは、物憂げな女性の唇のように、柔らかく、
冬の黒オリーブは、平穏な老女の唇のように、しなびてはいるが、力強い。
フランス人、特にプロヴァンスの人々は、男性が女性を愛するように、オリーブを慕ってきた、といっても過言ではないことが、この詩に表れているようです。日本でいう梅干のように(!)各家庭になくてはならないものといえるでしょう。9月のオリーブは、まだ未熟で、渋みが一番強い時期。10月のオリーブは、緑色からだんだん赤そして黒へと変化し熟してきて柔らかくなってきますが、まだまだ渋みがあります。そして、11月末にもなると、真っ黒になり、しわしわにしなびてきて、渋みも少し取れてきます。この過程を女性の唇に例えるなんて、なんてフランス人的!ところで、緑のオリーブと黒のオリーブの違い、ご存知ですか?これは単に、熟していないオリーブ(緑)と熟したオリーブ(黒オリーブ)の違い。どちらのオリーブも調理法によってそれぞれ違ったおいしさを引き出すことができます。例えば、緑のオリーブは渋みを抜いてオリーブ・カッセなどのテーブル用オリーブとして。黒のオリーブも熟しているとはいえ、生では食べられないので、調理が必要です。肉厚でほどよい塩加減のおいしいオリーブ、食べたくなりました!(Chihiro)
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■Quatorze
Juillet 7月14日(Vol.78)

フランスで7月14日は国民の休日です。フランスで「Quatorze
Juillet(7月14日)」と呼ばれているこの日は、1789年同日に発生しフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃、そしてこの事件の一周年を記念して翌年1790年におこなわれた建国記念日が起源となっており、日本ではよく「パリ祭」と呼ばれていますね。ちなみにこの日が国民の祝日に定められたのは1880年のことで、当時は貴族の特権を廃した8月4日を記念日にしようとする意見もあり、決定は難航したとか。この日、パリを中心に様々なイベントが行われます。フランス各地で一日中花火が打ち上げられ、また慣例として消防士はダンス・チーム
(bals du 14 juillet) を組んで市民に披露します(!)。午前中にはパリで軍事パレードが開催され、フランス大統領の出席のもとシャンゼリゼ通りを行進します。パレードはエコール・ポリテクニーク、サン・シール陸軍士官学校、フランス海軍兵学校の生徒による行進で幕を開け、歩兵部隊、機械化部隊、さらにはフランス共和国親衛隊およびパリ消防隊、非武装警察部隊も参加します。行進の最後尾は常に外人部隊(正規軍の120歩/分に比べ、外人部隊は88歩/分と行進速度が遅いそうです!!)が務め、沿道からは大歓声が!その後、フランス共和国大統領の演説がおこなわれ、またパレード終了後にはエリゼ宮殿において茶会が催されるそうです。そしてこの日を境にヴァカンスに入る人が多いようです。ちなみに華々しい雰囲気のこの日、かつて特権を奪われた貴族系の人々はパリには居たがらないそう…
(写真はmsnより引用)(Chihiro)
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■マダム谷川のla
vie quotidienne a Paris B(Vol.77)

クスクス 食べたーい!
日本人ほど 世界中の料理を満遍なく食す国民もめずらしいかもしれない。甘さ・しょっぱさ・辛さ・酸っぱさ。舌触り・歯ごたえ・熱さ・冷たさを自由自在に楽しめる優れた舌を持ち合わす。何でも食べられる人=同じものを毎日食べられない人だと思う。そして私もそんな人だ。
今回の旅は前半夫とのんびりプロバンスで4日間を過ごした。毎朝コンチネンタルな朝食…焼きたてのパンに自家製のジャムを、思わず背伸びをしながらおいしい空気と共に頂く。 ところが5日目の朝、私の舌と胃は甘い朝食を受け付けない。しょっぱいものが食べたいの…しゃけと白いごはんなら食べられる気がする…結局コーヒーだけ飲んだ。
その日のお昼、パリで ”クスクス食べたーい!と”Chez Hamadi "へ。ここはチュニジアレストラン。私が学生の頃からここカルチェラタンにひっそりとある有名店。ハマジおじさんはすっとぼけたようななかなかしっかり者のような風貌であまりキレイとは言えない店内をクルクル動く働き者だ。クスクスもマグレブ諸国の伝統料理でそれぞれ少しずつ盛り付け方も違う。
ハマジのクスクスは塩加減が程よく野菜本来の甘みで何とも優しい味だ。優しさが疲れた胃と体にしみ渡る。やはり、食べ物のチョイスがあるって素晴らしい。移り気な私が 未だにパリに飽きない理由はこんなとこにもあるのかも…と思う。
★Chez Hamadi …12, rue Boutebrie 75005
Paris tel 0143540330c
→タジン(煮込み料理)もとっても美味しい。
★Mansouria… 11, Rue Faidherbe 75011 Paris
tel 0143710016
→こちらはモロッコレストラン。優しく上品なクスクスやヘルシーなマグレブ料理が味わえる
(Ryoko)
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■Baccalaureat
バカロレア(Vol.76)

6月に入ると、フランスの学生にとって重大ともいえるバカロレアのシーズンに突入します。バカロレアは高等教育の終了時の国家試験で、高校卒業資格と大学入学資格を兼ねる全国共通国家試験です。バカロレア取得の有無で、就職先にも影響が…!フランス人にとってバカロレアとは一種のバロメーターであり、合否に関わらず成人する為に避けては通れない関門。合格率は浪人、追試などを含め約70%だそうです。
さて、バカロレアを取得後、一部の優秀な学生たちはグランゼコールへと進学します。グランゼコール(Grandes
EEcoles) とは、フランス独自の高等専門教育機関。基本的には、バカロレア取得後、名門中高一貫校のグランゼコール準備学級で2年間学び、各グランゼコールが実施する選抜入学試験に受かったものだけが入学が許されるというシステムになっています。グランゼコールはフランスに200校ほどあり、その中でもエコール・ポリテクニークなど、国立で歴史のある学校が名門とされ、まさにエリート養成機関としての役目を果たしているのです。ただし、この場合のエリートとは専門性の高い分野に関する特別な教育を受けた者という意味。日本の大学やアメリカの学士課程のような大学教育とは大きく実情が異なり、グランゼコールは即戦力として活躍できる人を鍛え上げる高等職業専門学校なのであります。ちなみに、大統領を含め政治家はENA卒が多い中、現大統領のサルコジ氏はパリ大学法学部卒という学歴の持ち主なのだそうです。(Chihiro)
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■Paris
au mois de Mai 5月のパリ(Vol.74)


5月のパリはLa grande saisanと呼ばれる特別な季節。新緑のマロニエが花をつけ、リラ(ライラック)は一斉に豊かな香りを漂わせ、冬の間ずっと待ちわびていた太陽の光がふりそそぎ…全てが美しく眩しい時です。パリのあちこちに見られるマロニエの木は、夏の日差しが強い時は涼しい木陰を作り、冬の寒い日は葉を落とし太陽の光を通してくれる優しい木。ほとんどが白い花ですが、たまに写真のような赤い花をつける木もあります。また、モンマルトルにはライラックの木が多く、この季節になると一面リラ色に染まります!16世紀のパリでは香水としてももてはやされたリラ。パリジェンヌも皆この過ごしやすい5月が好き。この時期になるとみんなオープンカフェで太陽の光を燦々と浴びながら、お茶を飲み、おしゃべりをして楽しみます。アズナヴールCharles
AZNAVOURは 「J'AIME PARIS AU MOIS DE MAI 五月のパリが好き
」という歌に5月のパリを綴り、歌いました。特別な5月のパリ。この時期にパリを訪れた人はちょっと得した気分になることでしょう!
(Chihiro)
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■マダム谷川のla
vie quotidienne a Paris @(Vol.73)


世の中には ケーキなどのスイーツをごはん代わりにできるほど甘いもの好きな人って結構いるものだけど私は若い頃から お菓子がごはんにはならない!と断然お腹パンパンになるほど食べたいご飯党でした。
ところが ここ1年位前から どういうわけだかケーキに目覚めてしまいました。随分と遅い目覚めです。そんな私のパリでの楽しみは買い付けの合間のティータイム。
今回のおすすめは、私のフランス史は ここから始まったと言っても過言ではない思い出の沢山詰まった大好きなルクサンブール公園横にある“Bread&Roses”の Creme
Brulee au Banane。一人分のその大きさに先ずはびっくりだけどキャラメル味とバナナ味に弱い人にはたまらないはず。元々はオーガニックのパンを売っているパン屋さんだから パンもかなり美味しいらしいです。まりちゃんも(エスカリエ・スタッフ)もキッシュがとっても美味しかったと言っていました。公園のお散歩後にあなたも是非立ち寄ってみては・・・
Bread & Roses:7 rue de fleures 75006
п@01 42 22 06 06
休み 日・祝
営業時間 am8:00-pm19:30
(Ryoko)
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■木曜のベンチに参加しました(Vol.72)


去る3月1日、国分寺の住宅街の一角のガレージで開催された木曜のベンチに、エスカリエ・セーがゲスト参加致しました。木曜のベンチは毎月第一木曜日に開催されています。
当日は、日差しが心地いい感じでお天気がとてもよく、開店時間の午前10時を回らないうちから、お客様が足を運んでくださいました。雑貨、お花、紅茶、お菓子、彫金、かぎ針製品、そしてランチにはスープとパンのセット…さまざまなジャンルの商品たちがガレージに集い、とてもにぎやかでした。日差しがとても暖かかったので、みなさん立ち話にも花が咲いていたご様子♪のんびりと時間が流れ ていきました。エスカリエにいらしたことのある方、今回初めて知ってくださった方などたくさんの方々お会いでき、いつもとはまた違ったすてきな一日となりました。お越しくださったお客様、ありがとうございました。
(Chihiro)
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■escalier.C名物!大蚤の市!(Vol.71)

 
今年もエスカリエ名物の大蚤の市が2月10日〜13日までの4日間、開催されました。初日はオープン前からドアの前に並んで下さったお客様も!それもそのはず、この4日間に限っては、お客様への日頃の感謝の気持ちを込めて、たくさんの商品が超破格値でところ狭しと並ぶのです!100円ボックスや20円ボックスなんかも登場して、店内はもうまさに蚤の市!早いもの勝ちなのです。いつもはのんびりとした空気の店内も、この日ばかりは、ちょっと違う!(ちなみに写真は少し落ち着いた初日の夕方の様子です☆)お目当ての商品をGETできた方も、掘り出し物を探し当てた方も、そしてお目当てのものを逃してしまった方も、いつもとまた違うエスカリエでのショッピングを楽しまれたご様子。蚤の市が終わった後も、「来年こそは、初日の早めに出かけてくるわ!」と早速次への抱負を語って下さるお客様もいらっしゃいました!たくさんのご来店、本当にありがとうございました!
(Chihiro)
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■Mimosa(Vol.70)

 マダムが先日パリでメトロに乗ったときのお話…ふと気がつくと、周りの人が鼻をくんくんさせていました。香りの源を辿ろうと、香りの漂ってくる隣の車両に目をやると…そこにはミモザを手にいっぱい抱えたおじさんが!車内のあちこちで、みんな口々に「いい香りって…ミモザよね!」「もうミモザの季節か〜!」とささやく声が聞こえてきたそうで、マダムもその淡い香水のようないい香りにしばし酔いしれたそうです。新年が明けて、フランスでも花粉症の人がくしゃみを始めると「そういえば、そろそろミモザのシーズンだわ…」とみんな思い出すようです
。アレルギーが出る人が意外と多いのも実情。確かに私もその一人で先日このコラムを書こうと、ミモザを買って
きてお部屋に飾った途端、くしゃみが出ました!…でも、あの美しい“ミモザ色”の小さなボンボンは やっぱり大好き!春はすぐそこ…と感じさせてくれる大好きな花のひとつです。18世紀の後半、英国の
探検家キャプテン・クックによってオーストラリアからヨーロッパにもたらされたミモザはアカシアの仲間で、約1200もの種類があるそうです。コートダジュールには19世紀末、イギリス人が別荘に植えたことで人気が出て、やがてミモザは自然に繁殖して行ったそうです。フランスで見られるミモザは5種類程度で、皇帝ミモザ、ガリア、セント・ヘレン、ミランドルといった種が一般的。背丈は3mから大きい木では8m位になり、丸い粒粒のような花をびっしりつけます。 日本のミモザは香りが少ないようですが、南仏のミモザは独特の香りを強く放ちます。ミモザの香りにはヒーリング効果があって、ストレスを軽減するとか。
アレルギーとヒーリング効果…どちらをとるべきか…迷います。お鼻ムズムズを気にせずにパッと明るいミモザの黄色をお部屋に置いて、春の風を呼び込みたいものですね!
(Chihiro)
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